全留学生はニュージーランド滞在中の医療保険に加入することが義務づけられています。保険への加入は自国を出発する前に手配することもできるほか、入学先機関が入学時に手配することもできます。
世界各国からの全留学生（オーストラリアおよび英国からの留学生を除く）は、医師の受診、病院治療、救急車の利用、専門医師による治療などすべての医療をカバーするための医療保険へ加入することが義務づけられています。高等教育機関の学生は、学校キャンパス内にある学生保健センターの医師による診療を相応の料金で受けることができます。
ニュージーランドにはACCと呼ばれる無過失事故補償制度があります。これにより、観光者を含め事故で負傷を負った国内のあらゆる人がカバーされています。事故原因や誰の過失によるものかにかかわらず、医療、歯科治療、処方薬、レントゲン、外科治療にかかる費用が助成されます。このため、受けた被害に対し誰かを告訴したりすることはできません。
ニュージーランド国内で自動車を運転する場合、加入者が第三者へ負わせた負傷や損害をカバーする第三者保健へ加入することが強く推奨されてています。