ニュージーランドの資格は世界中で認知され高い評判を得ています。この国の教育システムは英国のシステムをベースとしています。学生の評価は通常、年間を通した学業と学期末の試験により行われます。
NCEAに関するさらに詳しい情報につきましては、ニュージーランド資格審査局ウェブサイトをご覧ください。www.nzqa.govt.nz
NCEAのコースは単位ベースで行われています。一部の基準審査は外部試験により行われ、その他は通年の成績により審査されます。
ニュージーランドの大学では、認定書から博士号課程レベルまでのコースを受講することができます。ポリテクニックでは、認定証(サティフィケート)レベルのコースから、一部ディグリー(学位)やポストグラデュエイト(大学院課程学位)レベルの学習コースも行われています。私立教育機関は通常、ホスピタリティやホテル経営など、特定の分野科目における認定書やディプロマの資格を提供しています。
学士学位の取得には通常3年から4年かかります。その後、グラデュエイト・ディプロマ、修士号、博士号などの大学院資格に向けて学ぶことができます。修士学位の取得はより難しく、集中的な学習や監督下での研究学習が求められます。
大学やポリテクニックで取得される学位コースは互いに同等の効力があります。
主な2種類の評価方法は、試験と授業中の課題です。これら二つが組み合わされて全体の評価となることもあります。
学校機関にある学生学習センターでは、試験のテクニックやストレスへの対処法などを扱うワークショップが行われます。
課題をこなすのに困難がある場合、チューターに相談するか、あるいは学習センターの学生に相談しましょう。支援を求めることも学生生活の一部です。
大学のコースでは一部、一週間の講義時間数が比較的少ないものがあります。授業での話し合いに参加できるよう読書を多くこなす必要があるため、自発性や自制心が高く要求されます。
あらゆるレベルにおいて自分自身の考えを持ち、討論で持論を主張できるようにする必要があります。ニュージーランドでは、アカデミックなプロセスにおいて十分な参加を果たすことが教師に対し敬意へ示すことになります。一部の文化圏では教師に挑戦することは適切なことではないかもしれませんが、これはニュージーランドの教育システムの大切な一部でもあります。