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guide_to_new_zealand 資格と試験

資格と試験

ニュージーランドの資格は世界中で認知され高い評判を得ています。この国の教育システムは英国のシステムをベースとしています。学生の評価は通常、年間を通した学業と学期末の試験により行われます。

中・高等学校の資格 - NCEA

  • NCEA(National Certificate of Educational Achievement)は、11学年から13学年までの学生に向けた、ニュージーランドの主要な公的資格です
  • NCEAは、以前の11学年の修了証書、12学年の修了証書、大学への入学資格および高等修了証書(13学年)にとってかわる資格です
  • NCEA Level 1は11学年、Level 2は12学年、Level 3(およびLevel 4)は13学年で取得されます
  • 高等教育機関で学位取得に向けて入学するには、Level 3にて最低42単位以上の取得に加え、指定科目の修了、成績、読み書きの能力、数学的能力の要件を満たす必要があります
  • NCEA同程度とみなされる国外資格も認められます

NCEAに関するさらに詳しい情報につきましては、ニュージーランド資格審査局ウェブサイトをご覧ください。www.nzqa.govt.nz


中・高等学校の試験

NCEAのコースは単位ベースで行われています。一部の基準審査は外部試験により行われ、その他は通年の成績により審査されます。

高等教育機関の資格

ニュージーランドの大学では、認定書から博士号課程レベルまでのコースを受講することができます。ポリテクニックでは、認定証(サティフィケート)レベルのコースから、一部ディグリー(学位)やポストグラデュエイト(大学院課程学位)レベルの学習コースも行われています。私立教育機関は通常、ホスピタリティやホテル経営など、特定の分野科目における認定書やディプロマの資格を提供しています。

学士学位の取得には通常3年から4年かかります。その後、グラデュエイト・ディプロマ、修士号、博士号などの大学院資格に向けて学ぶことができます。修士学位の取得はより難しく、集中的な学習や監督下での研究学習が求められます。

大学やポリテクニックで取得される学位コースは互いに同等の効力があります。

主な2種類の評価方法は、試験と授業中の課題です。これら二つが組み合わされて全体の評価となることもあります。

高等教育機関の試験

  • これらは通常、小論文、短かい作文、または多項選択式の問題などで行われます
  •  これらの試験は各セメスターの最後に行われます
  • 他の人と話したり、水以外の飲食は禁止されています
  • 監督官が各学生の学生証を確認します
  • 持ち込みが許される辞書、本、計算機などについての規則は各試験により異なります。

試験へのサポート

学校機関にある学生学習センターでは、試験のテクニックやストレスへの対処法などを扱うワークショップが行われます。

授業中の課題による評価

  • これには、小論文、課題、実験レポート、短期テスト、野外調査、プレゼンテーション、特別プロジェクト、実習などが含まれます
  • 授業への積極的な参加も考慮される場合があります

課題をこなすのに困難がある場合、チューターに相談するか、あるいは学習センターの学生に相談しましょう。支援を求めることも学生生活の一部です。

コースでの授業参加

大学のコースでは一部、一週間の講義時間数が比較的少ないものがあります。授業での話し合いに参加できるよう読書を多くこなす必要があるため、自発性や自制心が高く要求されます。

あらゆるレベルにおいて自分自身の考えを持ち、討論で持論を主張できるようにする必要があります。ニュージーランドでは、アカデミックなプロセスにおいて十分な参加を果たすことが教師に対し敬意へ示すことになります。一部の文化圏では教師に挑戦することは適切なことではないかもしれませんが、これはニュージーランドの教育システムの大切な一部でもあります。

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